オルニチンの効果とは?アルコール対策や疲労回復、デトックスにも

252164昔から二日酔い対策には、シジミ汁が有効と言われています。それは、シジミに含まれているオルニチンの効果によるところが大きいです。しかし、江戸時代などでは成分などがわかるはずもないので、シジミ汁を摂取する事で昔の方は効果を実感されていたようです。

昔から言われているその他の効果は、寝汗に効果がある事や黄疸に効果があるとされていました。シジミは、滋養強壮や健康効果で昔から重宝されていました。

中国の昔の本には、シジミが酒や黄道を解毒したり、目の疲れや小便を促したり、脚気や熱気、湿毒にも効果があったりと書かれています。オルニチンを多く含むシジミは、昔の方からも確かな健康効果からよく摂取されていました。

シジミは冷凍しても効果が落ちない

最近では冷蔵庫の機能はかなり改善されていますが、多くの食材は冷凍すると風味や栄養価が失われます。野菜などは、ビタミンが減少します。

また、肉類は細胞壁が損傷し風味が損なわれるとされています。しかし、シジミは冷凍によって風味が落ちるどころか、栄養価が増すという実験結果がでています。

海外では、昔から食べる前に凍らせていたそうです。シジミを凍らせると、オルニチン量が増加します。オルニチンを増加させる為には、急速に冷やすのではなく穏やかに冷凍するのが良いとされています。穏やかに冷凍すると、オルニチン量は8倍にも増加します。

毎日の生活でオルニチンを摂取しよう

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現在では、シジミだけでなくさまざまなオルニチンを含む健康食品が紹介されています。また、オルニチンの研究も進み、疲労回復効果なども判明しています。

毎日食材や補助食品でオルニチンを摂取して、肝臓機能の保持や働きの促進に力を入れていきましょう。肝臓は体内のデットクス機能も担っていますので、体内環境を整える為にもオルニチンは必要不可欠となります。

食事でオルニチンを摂取したい場合は、しじみやエノキダケ、チーズなどがありますが、オルニチンの効果を期待する場合の推奨量は、

1日につき500mg~1000mg程度

といわれています。しじみが30個程度でオルニチン15mgなので実に500mgに到達するには、毎日しじみを90個以上食べなければならない計算になります。

もちろんこれは、通常の人が摂らなくてはならない量ではありません。オルニチンの疲労回復や肝機能の維持をした人向けの量です。もしあなたが、オルニチンのパワーに期待してお酒のサポートや健康サポートを期待するなら、サプリメントで摂るほうが効率がいいでしょう。

オルニチンで疲労回復

e1e73ea02f9690ca0908fcf45513f8ae_sオルニチンには、肝臓機能を助ける働きがよく知られています。(オルニチンと肝臓の関係)

しかし研究により肝臓を助ける機能のほかにもオルニチンには、さまざまな効果がある事が分かっています。

肝臓と疲労は密接な関係にあるため、肝臓を助けることで疲労回復効果がある事が判明しています。さらにオルニチンによって疲労回復効果をさらに高める為には、睡眠の質を向上させると良いとされています。なぜなら、良質な睡眠は朝の目覚めの良さにつながるからです。

現代人の多くの方が寝つきの悪さや熟睡できない事、目覚めが悪い事に大きな不満を抱えているとされています。しかし、就寝前にオルニチンを摂取する事により、良質な睡眠がとれ翌朝起床した際にもすっきりと目覚める効果を期待できるのです。

オルニチンは日常的に摂取する事で疲労回復を促進し、就寝前に摂取する事で良質な睡眠も促してくれます。

睡眠中に作られる肌細胞にも影響する

安定した睡眠習慣がある方がオルニチンを寝る前に摂取する事により、睡眠中に分泌される成長ホルモンが増加する可能性がある事がわかっています。

この成長ホルモンの増加は、女性が気にされる肌の疲れにも良い影響を与えます。睡眠中の成長ホルモン分泌がオルニチンにより促進される事で、肌状態の改善につながると言われています。

疲れ気味で肌質が悪いと感じている方が、オルニチンを摂取にする事により肌の弾力やシミが改善したと報告しています。

もし、日ごろから疲れを感じやすく肌質も悪いと感じている方は、ぜひオルニチンを摂取してみましょう。

オルニチンにはストレスを減少させる効果もある

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現代社会では、日々さまざまなストレスを感じる事が多いです。ストレスは、健康を害する要因にもなっています。しかし、オルニチンを摂取する事でストレスが軽減され、翌朝の疲労感も軽減される事がわかっています。

その効果は、ストレスを感じると増加するコルチゾール分泌量を減少させます。またオルニチンは蓄積するストレスを軽減してくれ、気分を落ち着かせる効果も期待できます。

オルニチンのデトックス効果

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肝臓の機能では、体内毒素を無毒化するデトックス機能が有名です。しかし、肝臓の細胞をただ増加させるだけでは、オルニチンの様なアンモニア解毒作用は認められませんでした。

つまり、肝臓のオルニチンサイクルを活性化させアンモニア解毒を促進するには、遊離アミノ酸であるオルニチンが必要不可欠なのです。

また、オルニチンには肝臓の保護効果もあるとされています。肝臓は大きくさまざまな種類の細胞からなりたっていますが、オルニチンがアンモニアや過剰なアルコールからの肝臓細胞ダメージを抑制する事が判明しています。

オルニチンは疲れからくる体臭予防にも効果がある

疲労臭とは、人間が疲労した際に身体からでるアンモニア臭の事です。激しい運動などによって発散されますが、オルニチンを摂取による事により運動疲労による疲労臭が減少する事がわかっています。

オルニチンの摂取は、汗や皮膚ガス中のアンモニア量の増加、血液中のアンモニア濃度の増加を抑制します。これは、オルニチンの摂取により肝臓のアンモニア解毒作用が活性化する為、疲労臭を抑制し分泌を減らす効果があると言われています。

アンモニアは疲労の原因にもなりますので、オルニチンを摂取する事で疲労臭だけでなく運動中の疲労を抑える効果も期待できます。

お酒の飲みすぎにはオルニチンが最適

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肝臓の機能には、お酒を分解する働きもあります。それらの肝臓機能状態を表す指標には、ALT値が存在します。

ALT値が高い方は、オルニチンを摂取する事で肝臓機能が改善する効果があると言われています。

それは、オルニチンは成長ホルモンの分泌を促進するので、脂質代謝が改善する為だとされています。脂質代謝が改善すると、肝臓に蓄積した脂肪が分解される事で肝臓機能が改善します。

またお酒の分解能力が弱い方は、クルクミンとオルニチンの2つを組み合わせて摂取することで分解能力が向上するとされています。

クルクミンは、ウコンの有効成分です。これらを摂取していると、目覚めの気分や起床時のだるさが改善されると報告されています。